- 敏感にキャッチ
- 先にV・バトラーの能力によってモンスターの能力が決定されると書いた通り、バトルを繰り返すことでレベルアップして能力が増加することがある。また、シンパサイズが極限まで達した時、突如モンスターのステータスが大幅に増強して強力な特技を使用できることもある。 精神力を使用して操作するため、プレイヤーに対しても大きな負担が課せられる。HPのほとんどを失うようなダメージを受けるとプレイヤーの精神にも大きなダメージを受け、気を失うこともある。最悪、精神に障害を受けて記憶を失った例もある。この様な事故を防ぐためか、バトルペンシルは公認されたチームの選手しか持つことは出来ず、公式以外のバトルは禁止されている(もっとも、公式以外のバトルを禁止する一番の理由はチーム間のトラブルを防ぐためだが)。 なお、先に「モンスターを実体化する」と書いたが、モンスターが現実の物質に干渉するシーンがある(仁がキメラにぶつかる、剣を振った風圧で帽子が飛ばされる、なめまわしで携帯用ヴァーチャルバトルシステムを故障させる)一方で、仁の手がキメラを突き抜けたり、我楽多博士が「立体映像」と言うシーンが存在するため、結局のところ立体映像なのか物質化しているのかははっきりしない。 なお、「バトペン」という用語は、作中では この「ドラゴンクエストヴァーチャルバトルペンシル」というゲームのこと モンスターのデータの入った鉛筆型シリンダーのこと の2つの用法で使われているが、混乱を避けるために以下の本項で「バトペン」と言ったら2.の用法を意味し、1.の用法の略称については「V・バトペン」と表記する。 ジャパンホビーフェスティバル(JHF)の不用品回収 全国大会で優勝した円仁は、会場内でドラゴンクエストのモンスター「キメラ」を目撃する。それは、バトルペンシルに記録されたモンスターの情報を特殊なシステムによって実体化したものであり、そうして実体化されたモンスターを操って戦うゲーム「ドラゴンクエストヴァーチャルバトルペンシル」の存在を知り、実際にそのバトルの様子を見た仁は自らも参加したいと熱望する。その仁の前に、我楽多博士が現れ、1本のバトルペンシルを仁に渡す。仁はそれを手に、ヴァーチャル・バトラーとしてデビューする。 ※説明中の呪文や特技の詳細はドラゴンクエストシリーズの呪文体系/特技一覧を参照のこと。 ※使用バトペンのモンスター名の横のアルファベットはモンスターのクラス。AからEまでの5段階ある。記述されていないのは作中でクラスが明らかにならなかったもの。 設立以来の弱小チームで、スポンサーもつかず成績も悪く、さらに仁が加入する直前には選手すらいない状況であった。 円 仁 (まどか じん) 使用バトペン:スライム(E→A(シンパサイズが極限まで達した時))→スライムナイト(D→C(3on3準決勝以降)) 年齢:10歳(小学5年生)、誕生日:11月3日、血液型:B型、身長:138cm、体重:32kg 好奇心旺盛な少年。天性の勝負士としての勘と誰にも負けないガッツを持つ。追い詰められれば追い詰められるほど熱くなるタイプで、そのウィークリーマンション を自ら「ジンジンきてる」と表現する。V・バトペンに関しては勝つことよりもむしろ楽しむことを優先するタイプで、心からV・バトペンを楽しむ姿は、勝つことしか考えていなかったチャカや黒羽の心を動かし、そして観客の皆を共感させた。農村の出身だが、バトえん全国大会に出るために上京し、そのまま我楽多工房に入り我楽多博士の家で生活することになる。カレーピラフが大好物。 使用バトペンはJHFでは我楽多博士から貰った「スライム」を使用。原作同様最弱のステータスで呪文も特技も使えなかったが、機転で1回戦を勝利し、決勝でのチャカとの対決ではHP1まで追い詰められるも、その状況に「ジンジンきて」、シンパサイズが極限まで達しステータスを一気に最強まで引き上げ、スライムの潜在能力である「灼熱の炎」を吐いて(原作『ドラゴンクエストV』および『VI』の仲間モンスターのスライムが、『V』ではレベル99、『VI』ではレベル90で灼熱炎を習得することに由来)勝利。以降はその優勝商品としてもらった「スライムナイト」を使用し、「ホイミ」「気合ため」「受け流し」「スクルト」「はやぶさ斬り」を習得していった。 名前の由来は『鉛筆』の『鉛→エン→円』と、『迅速』の『迅→ジン→仁』から。 我楽多博士 (がらくたはかせ) 我楽多工房の責任者。かなりお気楽でいい加減な印象を受ける老人だが、仁のバトえん全国決勝の戦いぶりをみて、仁のV・バトラーとしての才能を看破し、仁に自分の持つバトペン「スライム」を託す。自宅には自分の作った妙な発明が沢山ある。実はV・バトペン開発グループの責任者であった。 名前の由来は、尾崎紅葉らが発刊した横浜 マンション 「我楽多文庫」より。 我楽多 いろは (がらくた -) 学年:小学5年生 我楽多博士の孫娘で、我楽多工房のマネージャー的存在。おしとやかな少女だが天然ボケ。祖父に似て妙な発明も行う。小学校では転校生の仁と同じクラスになる。 鶴田 チャカ (つるた -) 使用バトペン:キメラ(D)→キメイラ(C) 年齢:10歳、誕生日:10月10日、血液型:B型、身長:146cm、体重:もちろんヒミツ ※初登場時は「チームX」所属、パラディンのブロンズナイト(No.8)の称号を持っていた JHFの会場で仁が目撃したキメラを操っていたV・バトラーの少女。それが縁で仁にV・バトペンの存在を教えることになるが、それ以降勝手に友達にされる。「クール&ビューティー」を自称するが実際にはかなり短気。しかしバトルにおいては優れた判断力を見せる。勝利に対して異常な執念を燃やしていたが、JHFで仁に敗れた際に仁のV・バトペンを楽しむ姿に心を動かされる。その敗戦が原因でパラディンを降格された後、チームXを辞め、バトルペンシル3on3大会で発熱で倒れたナルシーの代役として我楽多工房入り。趣味はカラオケからナンクロまで与えると何でもはまる。 JHFでは先述した「キメラ」を操り、「翼の洗礼」と呼ばれる威嚇と「ベホイミ」「冷凍おせち 」で相手を翻弄。仁に敗れた後地方の大会で優勝し、3on3には「キメイラ」で参戦。「冷たい息」「氷の息」「ヒャダルコ」「メラミ」「ベホイミ」「ベホマ」を使用した。 阿田 慎吾/アダ (あだ しんご) 使用バトペン:どろ人形(D→C(3on3準決勝以降)) 年齢:10歳(小学5年生)、誕生日:11月12日、血液型:O型、身長:155cm、体重:43kg ※初登場時は「チーム ジョナサンゴールド」所属。 仁が転校した学校でのクラスメート。実家がきしめん屋で、愛郷心から名古屋弁で喋る(ただし、男性でありながら語気荒く「がね」を使用するなど間違いが目立つ)目立ちたがりな少年。学校で仁とヴァーチャルバトルを行い、仁を「自分の力を100%発揮させてくれるしびれる奴」と認め我楽多工房に移籍し、共に3on3大会に参加する。ただし、仁の力は認めているが、初対面でケンカしたことといろはを巡る恋心から仲は悪く、3on3でも度々戦闘中でも対立する様子が見られた。「いろはのカレシ」を自称したり、まりもに対して「試合後にいろんな勝負したい」と言ったり、V・バトペンをやる理由を「勝ってモテたい」と言ったりと女好きな面が目立つ。趣味は料理とお菓子作り、ミソカツが大好物。 使用バトペンのどろ人形は「足払い」「誘う踊り」「不思議な踊り」「受け流し」と補助的な技が得意だが、攻撃力が弱くジョナサンゴールドではなかなか勝てず大会に出られない日々が続いていた。我楽多工房で参戦した3on3では「まねまね」でまりもの踊る宝石のザキを真似て一撃で倒したこともある。 名前の由来は「恩を仇で返す」から。 鳴戸 克美/ナルシー (なると かつみ) 使用バトペン:リップス 学年:小学5年生 ※初登場時は別のチームに所属。チーム名は作中に出なかったため不明。 仁が転校した学校でのクラスメート。男の子でありながらなよなよした行動が目立ち、仁に対して好意を抱く。V・バトラーであることはいろは以外は知らなかった。仁・アダと共に3on3大会に参加するが、予選の最中に発熱でダウンしてしまい、以降はチャカと交代する。仁とアダのバトルを、リップスの「なめまわし」でヴァーチャルバトルシステムを故障させて中断させたことがある。 全V・バトラー300名のうち100名を抱えるビッグチーム。徹底した競争意識の中、メンバーには勝つことだけを意識させる。トップ8は原作『ドラゴンクエストVI』および『VII』(『VII』は連載当時未発売だが)の職業になぞらえて「パラディン」と呼ばれ、原作のパラディンの職業レベル名を称号として与えられる。 伊吹 (いぶき) パラディンのホーリーナイト(No.1)にしてチームXの創設者にして総帥。自らの利益のためにV・バトペンの市場独占を狙い、そのために強さを誇示するために最強のチームを目指している。メンバーにはバトルにおいて勝つこと以外を考えることを許さず、チームNo.2の黒羽に対してすら勝つこと以外の感情を生み出すことを危惧してまりもを監視役に置くほどである。元々我楽多博士の下でV・バトペンの開発に携わっていたが、その頃から野心を抱いており我楽多博士とは対立していた。